○ やらかした打ちミス 豆腐共栄圏 AI真面目に答えてくれた
ゆうさんごちゃまぜHP「狂歌教育人生論」 2026年3月04日(水)第 277号
今回も私的話題から。
2月18日に続いて25日(水)に白内障(右目)の手術が無事終わりました。
その後左右のレンズを新調して濁った世界はくっくり見えるようになったものの、一つ大きな問題が発生したことに気付きました。
私の場合乱視もあるので中〜遠距離はメガネで対応。近距離はメガネなしで30センチ先の本が読めるよう眼内レンズの度が決められました。本は大丈夫でしたが、これだと60センチ先のパソコンは字が読めない……のです。画面を近づけても見づらい。が〜ん。
結局、60センチ先がくっきり見える近々メガネ(?)を作って解決しました(^_^)。
おかげでパソコン活動がしやすくなり、長文にますます磨きがかかりそうです。
えっ、「それはほどほどに」ですって?
むむむ……。
なお、今号は二度目の手術前ほとんど書き上げていました。
m(_ _)m (この顔文字は「やっぱり長いことへの……」)
さて、本題の前置きに入って今回は「前号復習と新たな伏線」について。
前号『狂短歌ジンセー論』第276【 2026年衆院選結果について 】前置きに以下のような問いがありました。
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…過ぎたるは及ばざるが如しのことわざに似て今回総選挙の結果は「過ぎた例」のように感じてなりません。
[これ伏線と思えないでしょうが、高度な伏線です。どこで回収されるか気づいた人には一読法2段を認定します(^.^)。]
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その後本文から後記まで読み終えて「あれっこの件の答えがない。ははあ次号に回したな」とつぶやかれたかも。
いいつぶやきであり、ずばりです(^_^;)。
では、なぜ次号に回したか。これも答えられそう。
「後記に冬季オリンピックのことを書いたからだろ」と。
ご明察!
さらに、伏線回収の件は書き始めたら、いつもの「ぼくの悪い癖」。長くなったので今号に回しました。
ついでに、前号途中あることをネット検索したら、驚きの結果が出たので、そのことも紹介したいと思いました。打ちミスを告白した「大豆腐共栄圏」のところです(^.^)。
(^_^)本日の狂短歌(^_^)
○ やらかした打ちミス 豆腐共栄圏 AI真面目に答えてくれた
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まずは前号の復習。
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過ぎたるは及ばざるが如しのことわざに似て今回総選挙の結果は「過ぎた例」のように感じてなりません。
[これ伏線と思えないでしょうが、高度な伏線です。どこで回収されるか気づいた人には一読法2段を認定します(^.^)。]
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この質問に関してその後考えつつ読みましたか。
直後には以下の文言があります。
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おそらく自民が単独で3分の2を超え、維新も含めた与党全体で4分の3の議席を得るなど、誰も予想しなかったのではないでしょうか。
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ここで「何だよ。すぐ回収されているじゃないか」とつぶやいたかもしれません。
甘い!(^.^)「高度な伏線」とあります。
そんな簡単な答えだったら、質問しません。
この後出る以下の部分を「伏線回収」の答えと見たかもしれません。
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衆議院過半数は233(/465)。本来の211議席なら半数に22届かない少数与党で
す。これが自民316、維新36だから(維新は本来より4減)ある意味あきれます。
自民党は本来より145人も多く当選したことになるのです。
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でも、これも質問直後の表現を具体的に書いたに過ぎません。
国語力テストとして点数をつけるならどちらも半分(^.^)。
もしもこれを伏線の答えとすると、本文はどこもここも伏線回収だらけです。
本文にはもっと詳しく「多すぎる」自民党議席、「少なすぎる」他党議席について書かれているからです。
これってたとえば20ヶのりんごがある。それを分け合うとき、一人が15ヶ取って他の人が5ヶもらった。その事実を述べているに過ぎません(前号末尾に実例をあげました)。
だから、「過ぎたるは及ばざるが如し」を伏線としたときの回収は「自民が多数の議席を得てかたや野党の議席が少なかった」ことではありません。
そろそろ気づきましたか。「及ばざるがごとし」の問題であることに。
そーなんです。
この部分「過ぎたるは及ばざるが如し」の意味をしっかり考えねばなりません。
これは単に「過ぎた」事実を言うだけでなく、そのことが「及ばない」事態となったこと、足りない、良くない事態となったとの意味を持っています。
一体どこが問題なのか、何が足りない事態を引き起こしたのか。それについて書かれた部分が答え(=伏線の回収)です。
よって、答えは以下。
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いわゆるリベラル左翼(?)のれいわ・共産・社民だってオール比例なら、れいわ13、共産20。0の社民だって6議席を得ている(計39)。それが3党合わせてたったの5議席。
この3党に投票した人の「民意」は無視され、ないがしろにされた……これが日本の誇り高き民主主義であり、素晴らしき選挙制度です。ふにゃ(^.^)。
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もちろん「誇り高き」とか「素晴らしき」なる形容の言葉は皮肉(と読み取ったことでしょう)。
この裏には「今回総選挙の結果は日本の民主主義、選挙制度がまるで民主主義の名に値しない=及ばざるがごとき結果を生み出した」ことを述べています。
文中この部分と直後の「もう一度(形容を変えて)これが高邁なる我が日本民主主義、民意をこの上なく重んじる日本選挙制度の実情です(^.^)」の部分も同意(と皮肉)の言葉が繰り返されている。よって、伏線の回収となります。
また、ラストの文言。
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私は再度問いたい。
これが日本の民主主義ですか。
これが子どもたちに遺したい選挙制度であろうかと。
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これを取り上げても可。これも裏には「日本の及ばない、足りない、残念な民主主義、選挙制度の現状への嘆き」が隠れている。
もしも後世正しい民主主義と選挙制度が実施されるなら、「小選挙区比例代表並立制」という選挙制度は「残念な生き物事典」のように、一時期存在した「残念な日本民主主義と選挙制度」の過去例としてウィキペディアに掲載されるであろう。そーいうことです。
えっ、「正しい民主主義と選挙制度って何?」と聞きますか。
もちろんオール比例代表制度です。
1パーセントの支持率があれば国会に議員を4、5人送り出せる選挙制度です(^_^)。
第1党の支持率30数パーセントなら、他党と連立を組み、話し合いによってより良い政策実現を目指す国会です。
時間はかかる。手間ヒマかかる。でも「力による変更・解決をしない」ためには必要な――それこそ真の民主主義ではありませんか。
以上。前号の復習でした。
次いでもう一点。これは執筆裏話的な面白余談です。
私は本稿を書きつつ、罠をしかけたり、しばしばことわざクイズなどを設定しています。
前号では以下
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……覆した水は元に戻りません。
[難読漢字「覆す」読めなければ検索を。また、この意味の有名なことわざは?
〇〇盆に返らず(漢字2文字)]
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前号ではこの答え書いていません。ネット検索すればわかるからです。
答えを思いつかないのに「めんどくせえ」と検索しない人のことは知ったこっちゃありません。たぶん特殊詐欺に引っかかって(事後)後悔する人です(^.^)。
で、執筆裏話ですが、当初この部分「ことわざは? 〇〇〇〇〇〇〇(漢字かな交じり7文字)」としていました。当然ちと難しい。
「いやいや難しくないよ」とつぶやく人は国語力ある方々。
おそらく読者の半数は〇〇…7文字を埋められないと(失礼ながら)推理します。
それでも「これで行こう」と思ったのは「覆す」を検索すれば「覆水盆に返らず」が出て来るだろうと思ったからです。これはよく聞く言葉だから「それか!」と答えが判明する。
ところが、「覆す」をネット検索したところ、トップに《AI回答》とあって
〈覆すは「くつがえす」と読み、物事をひっくり返す、倒して滅ぼす、あるいはそれまでの考えや決定を根本から変えるといった意味を持つ言葉〉とあるだけで、その後下にスクロールしても「覆水盆に返らず」が出てきません。
これでは「覆す」をネット検索しても、〇〇7文字のことわざにたどりつけないかもしれない。そう思って「〇〇盆に返らず」に変えたわけです。
これならすぐわかる人、わからずとも検索すれば答えは出てきます。
いかがです。
さらりと書いているようで、しっかり読者の国語力に配慮しながら本文を作成している――おわかりになったのではと思います。
前号ではこれに近いことがもう一つ起こりました。
それが現代と戦前の世論を比較した以下の部分です。
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戦前はほぼ90パーの国民が「天皇は現人神であり、日本が朝鮮半島を支配し、
中国と戦争をするのは正しい。アジアに大豆腐共栄圏を作り、大国アメリカは
鬼畜米英。戦って勝つぞ!」と信じていた。
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この「大豆腐共栄圏」、もちろん「大東亜共栄圏」の打ちミスですが、自分でやって笑いました。「これは面白い」と思ってそのまま使った。
もしかしたら、この部分を読んで「ふざけ過ぎだ」と嫌悪感を覚えた方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、前号は前置きの最初からおふざけと言うかユーモアをちりばめています。「告示前時点ではどちらが出るか雲霧仁左衛門」とか、競馬予想やタイムマシンの話題を出して「日本の誇り高き民主主義であり、素晴らしき選挙制度」と皮肉を述べる。「競馬でも何でもギャンブルは当れば倍増、外れてぼろ負け。真面目な人がギャンブルに手を出すと大けがする典型例」などなど。
読者は「おいおい。真面目に政治を考えているのに、ギャンブル狂と比べるんじゃないよ」と大上段に顔をしかめたかも(^.^)。
これを国語の試験として「筆者はなぜこのようにふざけた表現、皮肉を多用したのだろうか」と《作者なぜ?》問題にすることができます。
答えは以下。
筆者は総選挙の自民大勝、与党4分の3という結果を受けて暗澹たる思いに浸っているかもしれない読者に対して「そんなに深刻に考えることはありませんよ」と感じてほしくて敢えてくだけた表現を心がけたと。
閑話休題。
その最後が「大豆腐共栄圏」なる言葉です。
こちらはクイズにしなかったものの、「読者は大東亜共栄圏に到達するだろうか」と不安にかられました。
年配の人はもちろんわかる。だが、日本史不勉強の人、おバカ芸能人はわからないかもしれない。二、三十代の若者はわかるだろうか……。
そう思って取りあえず「大豆腐共栄圏」で検索してみました(^.^)。
すると「AI による概要」とあって以下のような思いもしない回答が出現しました。
全文掲載します。
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「アジアに大豆腐共栄圏を作る」
AI による概要
「アジアに大豆腐共栄圏を作る」という目標は、歴史的な「大東亜共栄圏」という言葉の響きを利用しつつ、アジア共通の食文化である「豆腐(Tofu)」を軸にした、平和的で持続可能な食のネットワークをイメージさせます。
この夢のようなプロジェクトを実現するためのコンセプトを提案します。
豆腐は中国で生まれ、日本、朝鮮半島、東南アジアへと伝わった、安価で栄養豊富な優れた植物性タンパク質源です。
1 多様性の尊重(共存共栄)
日本のきぬ・もめん、中国の硬い豆腐、韓国のタフ(トゥブ)、沖縄の島豆腐、ベトナムの揚げ豆腐など、各地の食文化を尊重し、技術交流を図ります。
2 健康と持続可能性
植物性食品への転換が世界的なトレンドとなる中、大豆を原料とする豆腐は環境負荷が低く、健康的な食生活を共有する基盤になります。
3 新たな食文化の創造
互いの料理法を組み合わせた新しい豆腐料理(例えば、タイカレー豆腐、韓国風豆腐チゲのバリエーションなど)を開発・普及させます。
……この共栄圏は、争いではなく「美味しさ」と「健康」によって、アジアの絆を強めることを目的としています。
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いやいや、AI回答ってすごい。
この回答はそのままどこかの国や地域で「大豆腐共栄圏」として使えそうではありませんか。
ほんとにびっくりしました(^.^)。
かくして詠んだ狂短歌が以下。
○ やらかした打ちミス 豆腐共栄圏 AI真面目に答えてくれた
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
後記:さて、本文を読み終えて……あることをつぶやきましたか?
表題です。なんとありました?
思い出せなければ見に行ってください。
そして、あることをつぶやいてください。
見ましたね。表題は「前号復習と新たな伏線(^_^;)」とありました。
「あれっ、新たな伏線って何だあ?」とつぶやいたはず。
このつぶやき。実は一番最初につぶやかねばなりません。
それが「表題読み」です。
「前号復習はわかる。新たな伏線って何だ?」と。
また、前号後記を読み終えて「前置きで質問されていた『伏線の答え』がないままだ。次号に回したな」とつぶやいた方は「この前号の復習とは『伏線の回収』について語られるんだな」と推理できる。もちろん正解。
しかし、本文に「新たな伏線」の説明はないから次のようにつぶやかねばならない。
「新たな伏線について書かれていないな」と。
さて、今回はここで「新たな伏線」とは何か書けます。
本文のどこが「新たな伏線」なのか。振り返って考えて見てください。
これ答えられないようでは国語力40点ですよ(と挑発)。
[またも考えるための余白(^.^)]
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答えは本文後半の「大豆腐共栄圏」についてAI回答を紹介したところ。
本文の前半は前号の復習、後半はことわざクイズとAI回答について書かれている。しかも、狂短歌はAI回答への驚きを詠んでいる。
つまり、後半が「あらたな伏線」ということです。
要するに、この部分は単なる余談、雑談ではないということ。
今後これに関連した内容が出てきます。
そのとき「ああ277号にあったAI回答の件は伏線だったか」とつぶやいてほしくて種明かしをしました。
実はしっかり「表題読み」をしていれば、すでに本文冒頭にこの答えは出ています。
冒頭には「(^_^)本日の狂短歌(^_^)」として以下の狂短歌がある。
〇 やらかした打ちミス 豆腐共栄圏 AI真面目に答えてくれた
そして、「(^_^) ゆとりある人のための20分エッセー (^_^)」として
【 前号の復習と新たな伏線 】なる表題が続く。
ここで立ち止まって「おやー新たな伏線って何だ? もしかしたら『豆腐共栄圏とAIのところか』」と推理できる。
冒頭からこのように表題読みをしていれば、「後記」の質問にたやすく答えられるのです。
以下は追加。
もしかしたら読者の中に「確認してみよう」と「大豆腐共栄圏」でネット検索される方がいらっしゃるかもしれません。私は念のためその後二度検索しました。
ところが、上記文言は二度と出現せず、直ちに「大東亜共栄圏」の解説が始まります。一体どうしたことか。
これまたちょっと驚きの事態ながら報告します。
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